AIに「しゃべって」もらった——ElevenLabs MCPで音声コンテンツを自動生成する
Claude CodeにElevenLabsのMCPを接続し、会話するだけで音声ファイルを自動生成した話。コーチやコンサルタントのSNS発信自動化のヒントになります。

毎日の発信、疲れていませんか?
コーチやコンサルタントとして活動していると、「発信しないと忘れられる」というプレッシャーを感じながら、ネタ出し・画像作成・文章作成に毎日1〜2時間を費やしている——そんな方も多いと思います。
今日は、AIを使って音声コンテンツを自動生成する仕組みを実際に作った話をご紹介します。難しいコードは一切書いていません。Claude Codeと会話するだけで完成しました。
やったこと
今回のセッションでやったことをざっくり説明すると、こうなります:
- Claude CodeにElevenLabs(音声生成AI)をMCP経由で接続した
- 自分のボイスライブラリにある音声の一覧を取得した
- テキストを入力して、指定した声で音声ファイルを生成した
- 生成されたMP3ファイルをローカルにダウンロードした
- その内容をこのブログ記事にまとめ、microCMSに投稿した
すべてターミナルでClaude Codeと会話しながら進めました。コードは一行も自分では書いていません。
MCPって何?
MCP(Model Context Protocol)とは、AIが外部ツールを直接操作できるようにする仕組みです。
通常、AIに「ElevenLabsで音声を生成して」と頼んでも、AIはブラウザを操作したりAPIを叩いたりはできません。でもMCPを使えば、AIが直接ElevenLabsのAPIを呼び出して、音声ファイルを生成・保存まで行ってくれます。
人間がやることは「テキストを渡して、どの声を使うか指定する」だけです。
実際の流れ
1. ボイスライブラリの確認
まず「自分のElevenLabsアカウントにどんな声があるか見て」とClaude Codeに頼みました。するとすぐに一覧が返ってきました。
プリセットの声のほか、自分でクローンした声(今回は「Tucks」という声)も含まれていました。
2. APIキーの権限を確認
最初に試したとき、voices_readの権限が不足しているというエラーが出ました。ElevenLabsのダッシュボードでAPIキーに該当の権限を追加したら、すぐに解決しました。
こういう小さなエラーも、Claude Codeが原因を教えてくれるので、自分で調べる手間がかかりません。
3. 音声ファイルの生成
「この文章をTucksの声で読んで」と指示するだけで、MP3ファイルがサーバーに保存されました。その後、scpコマンド一行でローカルにダウンロードできました。
なぜ音声は英語?
このブログの音声サマリーは英語で生成しています。理由は単純で、ElevenLabsは現時点で日本語の品質がまだ安定していないからです。英語では自然なイントネーションで読み上げてくれますが、日本語だと不自然なアクセントになることが多いです。
日本語対応の音声生成AIは別のサービスを使うか、ElevenLabsの日本語品質の向上を待つのが現実的です。今後のアップデートに期待しています。
コーチ・コンサルタントへの活用イメージ
「技術的な話はわかったけど、自分のビジネスにどう使えるの?」という疑問があると思います。いくつかアイデアを挙げてみます。
- ブログ記事の音声版を自動生成する — 記事を書いたら、そのままポッドキャスト風の音声コンテンツとしてSNSにも投稿できます
- LINE公式アカウントの音声メッセージ — テキストで書いたメッセージを音声化して、より親しみやすいコミュニケーションに
- セミナー告知の音声広告 — 自分の声をクローンして、広告ナレーションを自動生成する
- コンテンツのリサイクル — 過去のブログ記事を音声化して、新しい形で再発信する
特に「毎日投稿しなければ」というプレッシャーを感じている方には、一度作ったコンテンツを別の形式に変換する自動化が効果的です。書いた文章が音声にもなり、SNS投稿にもなる——そんな仕組みを作ることができます。
まとめ
今日やったことを振り返ります:
- Claude CodeにElevenLabs MCPを接続し、音声生成を自動化した
- APIキーの権限エラーも、Claudeの指示に従うだけで解決できた
- テキストを渡すだけで音声ファイルが生成され、ダウンロードまで完了した
- この記事自体も、会話の流れをそのままブログにまとめ、microCMSに自動投稿した
「AIを使って自動化したい」と思っていても、何から始めればいいかわからない——そんな方は、ぜひ一度私たちのセミナーに参加してみてください。実際に手を動かしながら、あなたのビジネスに合った自動化の第一歩を一緒に考えます。

Takaaki Yoneda
環境保全、グラフィックデザイン、マーケティングなどプログラミング以外にも幅広い興味を持ったソフトウェアエンジニアです。 最近の趣味は、ボードゲームと登山